新堂冬樹&吉沢明歩・PINKTOKYOトークショー『ノワールな人々』公開収録(2/28 13:30〜 ディファ有明)

2月28日〜3月2日までディファ有明で開催された『PINKTOKYO』1日目のステージイベント。イベントの内容を抜粋しざっと箇条書きで。

・スカパー!で放送されている『ノワールな人々』の公開収録を兼ねたトークショー。収録中は撮影禁止でした。
・平日の昼ということで入場者も少なく難なくステージ最前列へ。
・最前列真ん中の前にはカメラがあったので少し右側に寄ったら運良くあっきーの席の正面になりました。
・ステージ登壇者は新堂先生、あっきー、編集者の人、アイドル☆ピットの二人。
・前半は映画化される、新堂冬樹原作『キャバクラ探偵事務所』に関するトークでした。
・そのトークの中で話が少々脱線して・・・。

新堂「明歩ちゃんとかはもうアイドルで人前で『好き!』とかみんなに言われるの慣れてるでしょ?」
あっきー「いやいやいや(笑)慣れてるわけじゃ(笑)」
新堂「イベントとか全国飛び回ってやってるんでしょ。来てる人とか顔とか判るもんなの?」
あっきー「はい、もちろん。いつも来て頂いてる方とか手紙を書いて頂いたりするので」
新堂「イベントで気を付けてることって何なの?心掛けてること」
あっきー「イベントになるとみなさん並ばれるわけですけど一番最初の方も一番最後の方も同じように接することが出来るように笑顔を頑張ってるとか。当然のことなんですけど」

・トーク中盤からあっきーが執筆中の小説の話になり・・・。

新堂「小説を書いてデビューするという話を聞いた時は?」
あっきー「その話を頂いた時に、小説は書いたことがなかったのでこんな私が書くことができるんだろうかという壁にまずぶち当たりました。あまり気負わずにやっていいよと言って頂けたので頑張ってみようかなと思って」
新堂「書き始めてどうですか?」
あっきー「最初に大体のストーリー設定とキャラクター設定をしたんですけど、やっぱり書いていく内にどんどんキャラクターが膨らんでいくっていうか逸れたりもしてくるんですけど、主人公やキャラクターにだんだん自分の魂や愛情がこもってくる。より自分に近い主人公になっていく、小説になっていくというのがあるのかな」
新堂「今こうして熱く語れるというのは本当に自分で書いてるからなんですよ。よく有名人の方は大体ライターが書いてるんじゃないかってのがあるんですけど、新堂冬樹がプロデュースするって事は自分が作家なのでガチで全部書かせるんですね。仕事やイベントとかで休みが無い中で原稿が来てもダメだったら全部書き直しってこと何度もやってきて、それでも音を上げず書いてきてるんで、みなさん期待していいと思いますよ」

・またトークの内容が『キャバクラ探偵事務所』になり、その後再びあっきーの小説の話に・・・。

新堂「明歩ちゃんを応援してくださってる方々からすると(小説は)たぶんびっくりされた方が多いかなと・・・頷いてる方もいらっしゃいますけど」
新堂「びっくりしました?」と私の方を向いて聞くので・・・、
私「はい!」と元気良く答えました。
あっきー「(笑)」
新堂「最初はびっくりして書けるのかよと思ってると思いますけど、お仕事とは全然関係の無いテーマを書いているのでおそらく小説家デビューした時はみなさん愕然とする出来に仕上がってると思います」

あっきー「一言言い回しがこういうセリフの方がいいのかこっちの方がいいのかで2時間くらい悩んだ事があります」
新堂「それから小説を書くと演技が上手くなるんですよ。何故かと言うと例えばドラマとかなら最初から俳優さん女優さんがいるじゃないですか。小説って全部作んなきゃいけないんですよ。無から全部作り出すのが小説家なんで、すごくイマジネーションがアップする、女優スキルがアップする。いろんな意味でパワーアップすると思いますね」
あっきー「そうですね。これを機にパワーアップできるかな」
新堂「小説読みたいって方も来ていると思うんで生メッセージを。意気込みとかも」
あっきー「初の小説を書かせて頂くんですけど、私が書くエロの世界ではなく、私が書く純愛の世界というのを目指して、アダルトとはまた別な分野でこれから頑張っていけたらいいなと思っています」
あっきー「折れそうな心を一生懸命奮い立たせてペンをとって書いているので、是非お楽しみに待っていて頂けたらなと思ってますのでよろしくお願いします」
新堂「みなさんの支えがないと折れるんだと思います(笑)」
あっきー「(笑)」

・続いて小説の内容について・・・。

新堂「(小説に出てくる)場面緘黙症でしたっけ?それを説明してください」
あっきー「場面緘黙症というのは簡単に言うと失語症の一種だと思うんですけど、幼少期に発症することが多くて人の目を気にしがちな子によく起きる症状ということなんですが、言葉を発することが出来なくなってしまうんですね。そういうストレスだったりとか障害というものにその主人公が立ち向かっていく姿、それを支えていく人たちの人物像を描こうと思っているんですけど」
新堂「これは彼女のアイデアなんです。プロット聞いた時にびっくりしたんですけど凄いことだと思います」

・アイドル☆ピットの二人からあっきーへの質問。

新堂「せっかくこういう場なのでお二人から明歩ちゃんへ質問」
アイドル☆ピット「毎日自分のボディケアで欠かさずしてることありますか?」
あっきー「欠かさずしてることは朝起きたら必ず自分の肌の肌触りをほっぺたで確認したり」
あっきー「肌触りや肌の質感って大事だと思うんですよね、ボディケアの上で。ちょっとでも怠ったりとか睡眠不足だったりすると肌に出ちゃうと思うんで。そういう風になったらボディクリーム塗って、次の朝ツルツル触ってみるとスベスベになってて心がハッピーになります」
アイドル☆ピット「5年後10年後若返っていける女性になりたいので・・・」
新堂「ああ、いますよね、そういう方ね。明歩ちゃんそんな感じですよね」
あっきー「いやいやいや」
新堂「全然変わらないですよね?」と再び私の方を向いて聞くので、大きく頷きました。
あっきー「頷いてくれてありがとうございます(笑)」

アイドル☆ピット「お仕事とかでプレッシャーだったりとか心が落ち込んでしまった時にそれを挽回する、まだまだと思って頑張るためにはどうしたら良いですか?」
あっきー「いろいろな方法があって、まず一つは週末サイン会とかをやっているのでそういうのでファンの方に会えると元気を貰えます。それから、いい映画を観たりとかする。感動するストーリーだったりとか主人公が成長していくようなストーリーだったりすると自分もそれに感化されて頑張らなきゃと思えたり、すごく明るい気持ちになれたりするので良いと思います」
新堂「彼女を見て思うんですけどトップを極めてきている子は違うんですよ。小説を書いてる時もすべてにおいて自分に厳しくやっている」

・イベントの最後に一言。

あっきー「新しい分野小説にチャレンジしてる真っ只中で、なんとか年内中には作品ができるように気合を入れて書いているので是非それを読んで頂いて、イベントなんかあったらお越しください。待ってますのでよろしくお願いします」
新堂「書店でサイン会はやりますんで確実に。本当に来てください」

・収録は30分ほどで終了しました。会場の外であっきーを待っていたら「先ほどはありがとうございました」と言われ、そちらを向くと新堂先生。「小説応援してあげてくださいね」と言われ「はい!」と元気よく答える私なのでした。
以上、レポートでした。