ついに明日から解散コンサート!初期の恵比寿マスカッツイベントの思い出

『おねがい!マスカット』が2008年4月に始まってから(2009年4月からは『おねだり!!マスカット』)メンバー個人個人のイベントはあったものの「恵比寿マスカッツ」としてのイベントはずっと無くて、2009年12月5日、ポニーキャニオン本社で行われた『おねがい!マスカット アハハ編』DVD発売記念イベントが最初。

2部構成で応募して当選すれば参加できたんですが、当時はそんなに競争率も高くなく出せば当たるっていう感じで1部2部ともに当選して参加できました。内容はトークショーと握手会。ポニーキャニオン本社1階のイベントスペースで行われましたが、スペースの後ろからはイベント中メンバーの姿は全く見えず、メンバーの姿が見えたのはメンバー登場の時と握手会の時のみ。トークショーの時は姿は見えず、声だけが聞こえるといった状況でした。
続いて行われたのは年が明けて、2010年1月30日に行われた『おねがい!マスカット ウフフ編』DVD発売記念イベントです。こちらも応募抽選制。そして出せば当たるような競争倍率。

会場は前回とは違って、ポニーキャニオン本社近くにある発明会館の300名収容の大ホール。客席に傾斜が付いていたので見やすく、内容もトークショー、チーム対抗『かわいい甲子園』、プレゼント抽選会、握手会と前回よりも充実してました。「あっきーは歩いてるだけでカワイイ」でホームランだったことやRioっちが着物で登場したこと、みっひーのへそ出しがとても印象に残っています。また、このイベントの少し前に恵比寿マスカッツが『バナナ・マンゴー・ハイスクール』で2月17日にCDデビューすることが告知されました。
そしてその発売を間近に控えた2月12日、日本テレビお昼の番組『おもいっきりPON!』に恵比寿マスカッツのそらちゃん、Rioっち、あっきー、みっひー、ゆまチンの5人が出演。汐留にある日本テレビのテラスから生中継することを知っていたので、その日は昼からの出勤にして観覧しに行きました。ただ今と違ってマスカッツ目当てで観覧しに来た人は僕ら以外ほとんど居なかったと思います。

マスカッツが出演したのは番組内の『お手を拝借 手相でスッPON!』のコーナー。あっきーは頭脳線が二本あるので他の人の二倍頭が良い、みっひーは右脳も左脳も機能していない、ゆまチンは今の仕事が天職と手相判断されていたのを憶えています。画面を見ると出演したメンバーは番組のスタイリストが用意した半袖の服を着ていますが、この日は朝まで雪が降っていたほどの寒い日。汐留のビル群を吹き抜けるビル風も強く、画面後ろにダウンジャケットを着た僕が映ってますが、そんな格好でも震えるくらいの寒さでした。コーナーの最後に『バナナ・マンゴー・ハイスクール』の発売告知をして終了。キー局のお昼の生放送番組に現役トップAV女優が5人出るという前代未聞の出来事でした。
2月17日に1stシングル『バナナ・マンゴー・ハイスクール』が発売され、その3日後の20日代官山UNITにて発売記念イベントが行われました。2部構成でこちらも応募抽選制。2部とも当選し参加しました。

番組や記事では2部合わせて1000人のファンが集まった、となってますが実際参加したファンは2部合わせて500人ほど。当時のマスカッツの人気なんてそんなもんだったのです。内容は、ライブ、トーク、抽選会、ハイタッチ会。ライブは、持ち歌が『バナナ・マンゴー・ハイスクール』『12の34で泣いてwith涙四姉妹』の2曲しかないためこれの繰り返し。抽選会では当選者とメンバーとの2ショットとサイン&メッセージ入りテディベアのプレゼント。ちなみに僕は1部でジェシーとの2ショット&テディベアが当たりました。

このイベントで印象に残っているのは、イベント終盤で感極まってメンバー全員が泣いていたこと、そしてあっきーが『バナナ・マンゴー・ハイスクール』の最後の台詞をアドリブで涙を流しながら「みんな大好きだよ」って言ったことです。また、イベントの帰り道、番組が3月で終了することを知っていたので「もうこんなライブイベントに参加することも無いだろうね」と仲間と話しながら帰ったことを憶えています。それがまさか今のようなこんな状況になるとは・・・。
この1ヶ月後、『おねだり!!マスカット』は終了し、メンバーの大幅変更もあって『ちょいとマスカット!』がスタート。そして2ndシングル『OECURA MAMBO』発売、SHIBUYA-AXでの1stコンサートへと続いていくのです。